前回の記事の続きです。
どうも、るのあです。
ロケーションポートレートカメラマンをやっております。
「さーてと・・・撮影するモデルさん決まったし、場所も決まって撮影モード全開!」
だが、モデルさんと実際あって撮影となると「どう接していいのかわからないよ・・・」となってしまう。
僕も初めはそうでした!
初めて撮影するモデルさんだと、緊張してうまく話せませんよね。
しかも、工業高校に通っていたので女性と話す機会があまりなく、その点でもなおさら緊張しました('ω')
今回の記事では、撮影中にモデルさんとどう接していけば素敵な写真が撮れるのかについて話していきますよ!
みなさんが気さくに話せるようになりますように!
モデルさんとのコミュニケーションの取り方
この記事では、ポートレート撮影時に、モデルさんとどうやってコミュニケーションを取って行けばいいのかわからない方へ向けて書いていきます。
初対面のモデルさんから好印象と思われれば2回目の撮影もできるかも!?
モデルさんに緊張感を持たせないコミュニケーションを心がけましょう。
今から説明するポイントに注意して撮影していきましょう。
実際に、どんな感じで会話をしているのかも例を上げて話していきますよ!
まずは自己紹介から
集合場所で出会ったら、まずは挨拶をしてから撮影に進みましょう。
挨拶して終わっていたら、そのあとが進みませんのでしっかり誘導してあげましょう!
モデルさん任せではだめですよ~
「るのあです。今日はよろしくお願いします!天気がいいんでいい写真いっぱい撮れそうですね!それじゃ、まずはここをまっすぐいったとこにある木の横で撮りましょうか。」
挨拶+一言(今日のいきごみなど)を一緒にいうと、かしこまり過ぎずに緊張感が少しほぐれます。
モデルさんに緊張感を持たせない話し方をする
個人的にはこれが一番重要ですね。
例えば、挨拶をした後の移動時間はこんな感じで話しています。
・撮影したいと思う場所が近くにある場合は撮影の流れを作ってあげます。
「あ!あの場所だと、この服の色と合うんじゃない!?めっちゃいい感じで撮れそうだから行きましょうか!まずは可愛い感じで撮りますよ!」
・撮影したい場所まで距離がある場合(移動が車の場合など)
「今日行くところは、僕も初めての場所だから撮りたいところ多すぎて連れまわしちゃうかもしれないって先に言っときますね('ω') もし疲れたら遠慮なく言ってね! ちなみに、いつもどんなところで撮影してますか?」
ポイントは「友達と話す感覚」で話す!
そうすることで親密度も上がりますし、距離が近く感じて緊張感がなくなります。
モデルさんとの年齢は関係ない!
ただし、敬語じゃないとダメな方も中にはいますので、見極めも肝心です。
移動距離が長い場合は撮影に関しての質問をすることが多いです。
撮影をしに来てくれてるんだから、撮影に関しての会話なら誰でも話が続きやすいと思うので参考にしてみてください!
ここでは結構真面目に書いてますけど、実際はもっとくだらない話をしたり、会社のノリのように少しボケてみたりするときもあります('ω')
あと、笑顔は大事なので、話す時はなるべく笑顔の方が好印象間違いなしです!
モデルさんが緊張してしまうと、僕も緊張してしまい、どうコミュニケーションをとればいいのかわからなくなってしまいます。
両者がどちらもかたくなりすぎて、終始敬語で会話がほぼない撮影なんてつまらないですよね?
モデルさんと友達のようにコミュニケーションをとり、全力で撮影を楽しみましょう!
レンズを頻繁に変えない
撮影ポイントで1枚撮って「うーん・・・なんか違うなぁ」と思い、レンズを変えることはよくありますよね。
これを、撮影場所が変わるごとに毎回行っていると、撮影をスムーズに行えないし、モデルさんを待たせてしまいます。
レンズを変えたのに、さっきのレンズがよかった・・・と思い、もう一度同じレンズを付ける。
僕が初心者の時にやっていましたがとても時間の無駄でした。
撮影になれていない方は、今日はこのレンズ!と決めて撮ることをおすすめします。
その方が、レンズ交換のことを考えずに、純粋に撮影を楽しめると思いますよ!
僕はレンズを1本しか持っていかないこともよくあります。
構図が思いつかなくてもとにかく指示する!撮る!
なかなか撮りたいところが見つからないと、一緒に散歩してるだけになってしまいます・・・
デートではなく、撮影に来ていることを忘れずに!!
いい構図を探すのに神経を使い過ぎずに、移動しながら積極的に撮ってあげましょう!
モデルさんも、あまりに撮ってくれないと「あんまり撮影が楽しくないのかな・・・」と不安になりますよ!
また、撮影時には積極的に指示を出しましょう!
たとえば・・・
「そこの壁にもたれて右側を向いて!」
「あーもう少し正面寄り!いいね完璧!!さすが〇〇さん!」
こんな感じで、簡単な指示を出すだけでもコミュニケーションも取れて、笑顔になれたりしますよ。
指示を出すのが苦手な方でも、モデルさんが困らないように「体の向きや目線の方向」ぐらいは指示してあげるといいですね!
指示を出さなくとも、モデルさんがポージングしてくれたら「今のいいね!」と言ってあげるだけで、モデルさんも安心します。
何も言わないと、モデルさんの自信を失わせてしまうかもしれません。
こちらの写真を撮った時は
「あごを手で隠してカメラ目線で!少し首を傾げてぶりっ子っぽくしてみようか!」と指示。
最後の一言で少しほほえんだところでパシャリ!
モデルさんを褒める
これも超重要です。
撮影する度に、良い写真が撮れたら「今のポーズいいね!」や、「今の可愛い!」と言いましょう。
可愛い、綺麗と思ったら伝えてあげることで、モデルさんも自信が持てるので自然と写真写りもよくなり、撮影が楽しくなりますよ。
僕は「良きです・・・」「今の可愛い!もう少し同じので撮らせて」などと言ったりします。
数枚撮影したらモデルさんに共有する
撮影したデータを実際に見せてデータを共有しましょう!
撮影場所が変わるごとに2~3枚撮ったら見せるのがおすすめ。
写真を見てから、モデルさんがポーズを修正したり、髪の毛が乱れてた場合は気付けるかもしれません。
データの確認は大事!
まとめ
緊張させずにコミュニケーションをとるのは、慣れないと難しいかもしれません。
ですが、僕の言ったことを実践すれば、誰でも上手く話せるようになるのではないでしょうか。
是非、自分の言葉に置き換えて、楽しくコミュニケーションをとってみましょう!
上手くコミュニケーションがとれると作品も良くなるので、自分のスキルも向上しますよ!
次の記事では、ニッチな内容ですがためになることですので、興味があれば覗いてみてください。
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